2018.08.19
イルソーレブライダル カウンセラー
執筆:取坂 孝
この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。
女性が婚活で理想を抱くのってダメ!?
あなたが思っている“普通”って
全然普通じゃないかもしれませんよ…!
こんにちは!
婚活大学の取坂です。
今回の講義は
女性の婚活者に向けて、です。
“理想を持ちながら婚活していくこと”
について現場で感じるギャップも含め
講義していきたいと思います!
それでは、参りましょう!
今回の講義をしようと思ったキッカケは、
僕のところで婚活を検討して下さる方と
毎月たくさんカウンセリングしていく中で
たまにいらっしゃる“困ったさん”について
僕なりの考えをお話しておこうと
思ったからです。
僕のところへやってきて下さる人というのは
僕の婚活指導に興味をもって下さった方や
他社で上手くいかなかったから
環境とカウンセラーを変えて再度
頑張っていこうと考えている方、
色んな方がいらっしゃいます。
どの方も、希望に満ち溢れた目をしながら
僕のところで婚活をスタートしようと
やって来て下さるわけですが、
この仕事を長年やっていると
お話をしているうちに
結婚出来る人、結婚出来ない人が
分かってしまう瞬間があります。
一種の職業病みたいなものですね笑
その中でも結婚出来る人、出来ない人の
分かれ道となる“考え方”といいますか
ポイントがあるのです。
それが、その方が抱いている
“理想”と“現実”のギャップが
開きすぎている場合なのです。
そうすると婚活が上手くいかない確率が
グンと高くなります。
これが俗に言う“困ったさん”
と僕が命名している方です。
ただ、こんなことを言うと
勘違いされそうなので
最初に言っておきたいのは
理想や夢を持って婚活することは
決して悪いという話ではありません!
むしろそれは良い事ですから。
理想があるからこそ頑張れる!
また、素敵な相手と結婚しよう!と
前を向いた活動が出来ますからね!
そこに僕は注意喚起したいのではなくて
僕が言いたいのは…
一般的な感覚を理解しないまま
婚活を始めることは危険だ!
と言いたいのです。
男女共にこういう方はいるのですが
僕が1番不安に感じているのは
男性に対して求める年収に
一般的な感覚をお持ちでない女性が
いらっしゃることです。
ほとんどの女性は特に問題ないのですが
たびたびそういう方にお会いするのです。
婚活を開始し、お相手の男性を探し
お見合いの申し込みをしていく際に
必ず希望する年収をお聞きするのですが、
その時に、一般的な感覚を
持っていらっしゃるなと感じる方は…
取坂「お相手の男性には、どれくらいの
年収を求めますか?」
女性「もちろん多いに越したことは
ないですよね笑」
取坂「たしかに笑 ちなみに〇〇さんは
どれくらいの収入だったら
多いと思いますか?」
女性「そうですね〜600万円以上は
多いと思うし正直嬉しいです笑
でも400万円以上あれば
問題ないかなと思っています。」
取坂「わかりました!
じゃぁ、年収350万円だけど
見た目や他の条件に問題ない場合
お会いされますか?」
女性「その時は私も少し働けば
大丈夫かなと思うので、まずは
お会いしてみたいと思います!」
という感じに返答されます。
こういう女性は一般的な感覚を
持っていらっしゃるなと思うのです。
逆に、一般的な感覚ではないと思う
危険信号な女性の場合は…
取坂「お相手の男性には、どれくらいの
年収を求めますか?」
女性「もちろん多いに越したことは
ないですよね笑」
取坂「たしかに笑 ちなみに〇〇さんは
どれくらいの収入だったら
多いと思いますか?」
女性「そうですね〜出来れば専業主婦に
なりたいと思っているので…
800万円なら多いと思います笑
最低でも600万円以上は
欲しいのが正直な気持ちです!」
取坂「最低600万円ですか!笑
ちなみに全男性のうち
600万円以上稼いでいる男性は
どれくらい、いると思います?」
女性「全然分からないですけど、
普通に割といそうですよね。」
↑
…危険。
あまぁ~~~い!
と言わざるを得ないわけですが笑
そう、これが一般的な感覚を
持っていらっしゃらない方の
返答だったりするわけです。
別に専業主婦になりたい事も
年収600万円以上を希望する事も
僕は否定しません。
ただ、その感覚…
あなたが思っているほど
一般的じゃありませんから!
という事を、
声を大にして言いたいわけです!
一般的な感覚とかけ離れているなと思う
その理由として…
年収600万円以上の未婚男性が
25歳~35歳なら、わずか3.5%。
男性の全体で見ても6%弱ぐらいだと
信用性の高い調査結果から出ています。
だから、そもそもそんな男性は
世の中に少ないんだということが
分かっていないことが挙げられます。
100人男性がいたとしたら
年収600万円以上あるのは
その中で6人しかおらず
そこからさらに、
「長男じゃない人が良い」
「転勤がない人が良い」
「自営業よりは企業勤めが良い」
「高卒よりは大卒の方が良い」
と、条件を絞っていくと
さらに人数は減ってきます。
もちろんいることはいるのですが。
100人中6人の中からさらに絞るとなると
2人、3人という結果になってきますよね。
僕は男性なので、
確率や理屈で考えがちですが
それを度外視したとしても
リアルな統計結果が、これなのです。
女性の中に稀にいる“困ったさん”は
このことを大前提にしないまま
なかなか現れない白馬の王子様を
探す度に出てしまいます。
それでは結婚が遠のいてしまうのも
無理はありません。
僕の仕事は
女性に夢を描いてもらう事ではなく、
結婚という夢を叶えてもらう事なので
可能性の低いものから目を背けるような
ご指導は出来ないわけです。
そういった大前提を把握した上で
それでも、その条件で婚活したい!
という人に対しては協力をします。
ただ!
「まぁそれぐらいの人いるんでしょ!」
という軽い気持ちで始めるならば
辛い現実にブチ当たることになるでしょう。
覚悟なき婚活ならやめた方がいい
というのは、僕の名言ですが、
ここから少しぶっちゃけて言うと…
困ったさんが“困ったさんである所以”
は、その覚悟がない方が多いからです。
そういう人に選ばれるために
何を相手に与えられるのか
それ相応の努力はしているのか
ここがすっぽり抜けてしまっている方が
稀にいる困ったさんの中には多い。
例えば、収入が600万円以上あって
見た目もそれなりに印象良くて
会話が楽しくて思いやりがあって…
といった好条件な男性は当然モテます。
そんな男性は困ったさん以外の女性も
狙っているのは当たり前。
その中から選ばれないといけないのなら
困ったさん自身の見た目や中身や条件も
当然、重要視されますよね。
相手にはそれ相応の条件を求めるのに
私の条件には目を瞑ってね!
でも私を選んでね!というのは、
ただのワガママです。
それでは残念ながら理想の相手から
選ばれるはずがありません。
ただただ残酷な結果に終わるだけです。
先ほども言いましたが、
そういう人に選ばれるために
あなたは何を相手に与えられますか?
それ相応の魅力はあるんですよね?
ということに、
どうしてもなってしまうわけです。
また、ライバルが多いですが
選ばれなかったとしても相手のせいや
カウンセラーのせいにしないという
覚悟を持って婚活して下さいね、と。
ここを他の婚活カウンセラーは
言わないかもしれませんが
僕はタイミングを見た上で
ちゃんとお伝えします。
もちろん困ったさんご本人のため。
そして理想の相手と結婚してもらうため。
これを読んで下さっているアナタは
そんなことはないと思いますが…
もし、僕が取り上げた困ったさんに
該当していた場合には
それ相応の覚悟を持って
望んでいただきたいと思います。
お相手に求める年収1つとっても
男性全体でその希望する年収の男性は
一体どれくらい、存在するのか?
そういったことも把握しながら
婚活に望んでもらいたいと思います。
その覚悟が今回の講義でお伝えしたかった
理想を抱いていい人、ダメな人
を分けるポイントになると考えています。
もちろん、
婚活指導をしている立場として
覚悟を持って婚活に来られた女性には
理想のお相手との結婚を
達成していただくために
全力でサポートさせていただくことに
変わりはありません。
2人3脚で、魅力UPに
僕が出来る事全てさせていただきます。
今回のこの講義が
少しでもあなたの婚活に役立つことを
願っております!
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